ニキビ跡 改善

シミの種類は雀卵斑(そばかす)や肝斑など様々ですが、ニキビ跡も放っておくとその原因になります。詳しく言うとニキビ跡が原因で起こるシミは「炎症性色素沈着」と言って、傷や火傷、炎症を受けたことによって発生するシミです。

シミの原因になっているのはメラニン色素という黒い点であることは周知の通りです。しかしなぜニキビ跡、炎症で色素沈着が起こってしまうのかははっきりとはわかっていません。一説には炎症が広がるのを抑えるためとも言われています。

そしてニキビ跡でシミになり得ると言ってもどんなニキビでもそれが起こるというわけではなく、特定のニキビに限った話になります。ではいったいどのニキビの場合に炎症性色素沈着が起こってしまうのでしょうか。

 

厄介なニキビ

ニキビには種類があるのをご存知でしょうか。

  1. 白ニキビ
  2. 黒ニキビ
  3. 黄色ニキビ
  4. 赤ニキビ

1から順に症状の軽い順に記載しました。この4つの中でさらにグループ分けするとすれば白ニキビ・黒ニキビのグループと黄色ニキビ赤ニキビのグループに分けられます。それぞれ簡単にご紹介していきます。

 

1.白ニキビ

白ニキビ

白ニキビは皮脂や、ニキビの原因菌であるアクネ菌が皮脂を分解したことで発生するグリセリンや脂肪酸が毛穴に詰まった状態のものを言います。通常それらは毛穴から皮膚表面に出て皮脂膜の形成のために使用される成分です。

しかし古い角質(皮膚)がうまく剥がれないことでそれが毛穴の出口に溜まり、最終的にフタをしてしまうので皮脂、グリセリン、脂肪酸が毛穴の中に閉じ込められてしまいます。それでもどんどん皮脂などが内部で生成されるので、膨れ上がった「白ニキビ」が出来てしまいます

 

白ニキビの段階ではまだ炎症を起こしている状態ではありませんので、対処としては清潔な指で摘まんで白ニキビを潰してしまうのが一番です。そして潰した後は洗顔するか、適度にアルコールが入った化粧水でふき取れば問題ありません。

 

2.黒ニキビ

黒ニキビ

黒ニキビは白ニキビが酸化したものです。例えば金属は長年放っておくサビついてしまいます。これは金属を構成している成分が空気中の酸素と結合して「酸化」するせいです。これが肌でも起こります。(メカニズムは少し違いますが。)

ヒトの体内には活性酸素という善玉にも悪玉にもなりうる物質が存在します。善玉は体の健康を守るために働きますが、悪玉の活性酸素は体を酸化させて「サビ」にしようとし、毛穴に詰まった皮脂にも作用して酸化します

 

「サビ」と言えば褐色(茶・黒)で汚いイメージですが、ニキビも同様に酸化することでその色になってしまいます。それが「黒ニキビ」なのです。ただしこちらも白ニキビ同様、皮膚が炎症を起こしている状態ではないので摘まんで出してしまっても大丈夫です

 

3.黄色ニキビ

黄色ニキビ

黄色ニキビは白ニキビに似ており白・黄色の膨れ上がったできもので、区別するのが難しいです。しかし白ニキビとは大きな違いがあり、対処の方法も異なります

白ニキビは皮脂や脂肪酸、グリセリンが詰まったものでしたが、黄色ニキビで毛穴に詰まっているのは「膿」です。膿とは死んだ細胞や細菌などが溜まったものでニキビ以外でも出来、主に白に近い黄色をしています。

死んだ細胞や細菌が膿の原因ということは、そこで菌が細胞を壊していたり、身体の善玉菌が細菌と戦ったりしていたと言うことになります。つまり戦いによって犠牲になった細胞、細菌が溜まることによって起こるのが黄色ニキビなのです。

さらには、黄色ニキビではその周辺に若干赤み(炎症)が発生しています。黄色っぽく膨れ上がった出来物があり、その周囲が少し赤くなっていれば黄色ニキビの可能性が大です。逆に白ニキビでは赤くなることはありません。

 

炎症が発生しているケースのこのニキビでは下手に触れないことが一番の対策です。例えば切り傷が出来たときに治療のためにそっとしておくのと同じように、黄色ニキビも炎症の一種ですのでむやみに触れないようにしましょう。

そして溜まった膿には細菌も含まれていますので潰すのは厳禁です。潰して膿を全て出してしまおうと言う方もおられますが、膿は炎症部位の奥深くまで達していることがあり全て出し切れず、結局また膿が空いたスペースに広がるだけです。

炎症箇所に刺激を与えるとそれが長引くことになり、後で説明するシミの原因にもなり得ますので外用薬や内服薬で治療するのが基本です。もしも潰してしまう恐れがあるならば、外用薬を塗った上に絆創膏をしておくのがいいでしょう。

 

4.赤ニキビ

赤ニキビ

赤ニキビは文字通り赤色のニキビで、このケースでは黄色ニキビの様に膿が皮膚表面で膨れ上がっていることは少なく、毛穴内部にそれが溜まってしまっていることがほとんどです。あるいは膿は溜まらず炎症だけを起こしているケースもあります。

 

簡単に説明しておくと、白ニキビで紹介したアクネ菌は脂肪酸やグリセリンの他に「コプロポルフィリン」という有機化合物も生成します。コプロポルフィリンは紫外線(UVA)を浴びると毒性の強い活性酸素である一重項酸素に変換されます。

アクネ菌は酸素に弱い性質をもちますので一重項酸素がそれに作用することでアクネ菌が消滅します。これは良いことなのですが、アクネ菌がコプロポルフィリンを生成する量が多かったり、紫外線を浴びる量が多いと大量に一重項酸素が作られてしまいます。

非常に強い毒性を持つ一重項酸素は増えすぎるとアクネ菌にとどまらず健康な細胞にまでをも攻撃し、やがて炎症になります。これが赤ニキビの原因の一つで、黄色ニキビで紹介したような膿は発生しておらず、炎症だけが起こっている状態のニキビなのです。

 

炎症は起こると完治まで長い時間を要します。患部に触れて刺激を与えるとさらに治りにくくなるので黄色ニキビと同じようにむやみに触らないことが大切です。もちろん膿が毛穴内部に貯まっていそうな場合でも、それを絞り出そうとするのは厳禁です。

 

ニキビ跡になり得るニキビ

ニキビ跡

4つのニキビを紹介してさらに2つにグループ分け出来るといいましたが、白ニキビ・黒ニキビはニキビ跡になりづらく、黄色ニキビ・赤ニキビは跡になりやすいです。要は炎症を起こしているものはニキビ跡になりやすいのです。

黄色ニキビ・赤ニキビの外用薬での治療はオロナイン軟膏が有効で、早期に治療できればニキビ跡の発生を抑えられます。またニキビ跡の防止策としては、炎症が紫外線によって起こることから陽に当たる時は日焼け止めを使用することです。

 

ニキビ跡になるメカニズム

メラニン ニキビ跡

ここで言うニキビ跡は肌のクレーターや毛穴の開きではなく、主にシミ・色素沈着を指します。冒頭でも言いましたように炎症性のニキビが治まった後にその個所が黒ずんでしまうものを炎症性色素沈着と言います。

炎症性色素沈着であれその他のシミであれ起こるメカニズムは同じです。刺激によってメラニン生成工場であるメラノサイトが黒いメラニン色素を作り、これが一か所に集中して発生することでシミや色素沈着のニキビ跡になります。

 

ニキビ跡に紫外線によるシミが合わさることも

メラニン 紫外線 ニキビ※違いを分かりやすくするためにメラニンの色を変えています。

通常のニキビ跡でも厄介ですが、これに紫外線によるシミが加わるとさらに厄介です。赤ニキビの個所で「毒性の強い活性酸素が発生する」と紹介しましたが、実はこれは紫外線を受けることでも発生します。

紫外線のうちUVBが肌に届くと皮膚内では一重項酸素(活性酸素)が作られます。この活性酸素を放置しておくと皮膚のダメージが広がるのでメラニンが生成され、それを除去します。しかし生成されたメラニンが多すぎるとかえってシミの原因になります。

 

もしも赤ニキビがある状態でUVBを浴び続けるとどうなるでしょうか。先ほども言いましたがメラニン色素は炎症箇所(赤ニキビ)に対しても生成され、炎症を抑えようとする抗炎症作用があります。炎症が長引けば長引くほどメラニンの生成は多くなります。

そこへさらに紫外線を浴びると、赤ニキビの炎症とは別にメラニンが作られます。つまり赤ニキビでのメラニンと紫外線でのメラニンの2つが皮膚に発生するので、通常よりも色素沈着の具合がひどくなり症状も長引いてしまうのです。

 

ニキビ肌こそ紫外線対策を

日焼け止め

上記のように赤ニキビと紫外線のダブルパンチでシミやニキビ跡がひどくなってしまうのはなるべくさけたいところです。したがって、ニキビ肌の方こそ日焼け止めを使用して紫外線対策に取り組みましょう。もちろん思春期ニキビの方もです。

ただ、どんな日焼け止めでも良いというわけではありません。できるだけ黄色ニキビや赤ニキビに刺激にならないものが適切です。そのため、ニキビ肌の方に適切な日焼け止めのポイントをいくつか挙げたいと思います。

  • 紫外線散乱剤のもの
  • SPF40以内・PA+++以内のもの
  • 無香料・無着色のもの

 

紫外線散乱剤のもの

紫外線散乱剤

日焼け止めには紫外線吸収剤のものと紫外線散乱剤のものがあります。吸収剤はその名の通り紫外線を吸収し、別に物質に変えて空気中に逃がします。一方散乱剤は紫外線を鏡のように跳ね返して、肌への侵入を防ぎます。

健康的な肌の方なら吸収剤タイプの日焼け止めでも構いませんが、ニキビ肌の様な敏感肌では吸収剤が刺激になってしまいます。したがって、散乱剤タイプのものを使用する方が肌への負担を抑えられるでしょう。

  • 散乱剤で使用される成分:酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、タルク、カオリン

これらを含んだ日焼け止めが散乱剤タイプですので、成分表示を見て確認するようにしましょう。

 

SPF40以内・PA+++以内のもの

SPF PA

簡単に説明しますとSPFとはUVB(紫外線B)を防ぐ能力のことで、数字が大きいほどその効果が高いです。一方PAはUVA(紫外線A)を防ぐ能力のことで、プラスの数が多いほどその能力が高いです。

SPFは最大で50(+)、PAは最大でプラス4つで表示されています。数値が大きくプラスが多いと確かに紫外線を防止する効果は高いですが、濃度や作用も強いのでその分肌への刺激になるのも事実です。

したがってSPF40は以内のものを、PA+++以内の刺激が強すぎないものを選択して肌への負担を軽減しながら紫外線対策を行いましょう。

 

無香料・無着色のもの

ノンパラベン ノンアルコール

基本的にこれらは香料や着色料は機能的にはいらないものなので、これらが含まれていない日焼け止めの方がいいです。別にあっても構わないのですが、機能には影響しないものです。

香料などの他にアルコールフリー、オイルフリー、鉱物油無使用など刺激になる物質をできるだけ取り除いた日焼け止めもあります。これらが含まれているからと言ってニキビがひどくなるとは考えにくいですが、敏感肌用に作られているので選んで損はないでしょう。

 

その他日焼け止めの種類でジェル、クリーム、ローション、スプレーなど色々とありますが、上記の条件に当てはまるものならばどのタイプでも大丈夫です。表示成分の見方がわからない方は「敏感肌用」や「低刺激」と書かれたものを選ぶのが無難です。

 

ニキビ跡を治すレーザー治療

ニキビ跡

前置きがかなり長くなってしまいましたが、いよいよニキビ跡のレーザー治療について見ていきます。「ニキビ跡になるメカニズム」でもお話ししたように、ここで言うニキビ跡はシミの様に黒ずんだりしてしまう症状です。

ニキビを治療する方法として内服や外用薬を使用するのも一つの手ですが、レーザーを使用してニキビを発生させている物質・組織やメラニンに直接働きかけるため回復までの期間が早く、より確実に治療することができます。

特に膿や炎症が真皮、皮下組織といった皮膚の深い位置まで達しているケースでは外用薬はうまく届きません。一方、波長の長いレーザーを使えば肌の奥の物質と組織に光を反応させられるため、基本的にどんなニキビ跡でも治療可能です。

 

今回はニキビ跡治療で良く使用されているレーザーを2つご紹介したいと思います。

  • アクネライト(クロモライト)
  • Qスイッチレーザー

 

アクネライト(クロモライト)

アクネライト

炎症中の黄色ニキビや赤ニキビへの治療にも唯一効果のある機器で米国食品医薬品局(日本で言う厚生労働省)の認可を受けた信頼ある機器です。アクネライトは実はレーザーではなくフラッシュ機器で、500~1200の幅広い波長で治療を行います。

皮膚の常在菌であるアクネ菌は有機化合物のコプロポルフィリンを作り出します。アクネライトの紫外線に近い短い波長(417nmのブルーライト)を当てることによりコプロポルフィリンを活性酸素に変えて、生きているアクネ菌を殺菌します。

アクネ菌 活性酸素

 

紫外線に近い光を当てたり、それによって活性酸素を生成したりするので肌にとって害になるのではと心配になるかもしれませんが、当然肌に刺激にならない程度の波長や活性酸素を作りますのでご安心を。

赤ニキビが広い範囲で出来てしまうとそれが炎症中であったり、一部は完治しているものの色素沈着の様になっていたりで見分けが難しく治療も難しいです。アクネライトはそんな赤ニキビの悩みを解決してくれるフラッシュ機器です。

 

アクネライトで赤ニキビ治療する場合はケミカルピーリング(古い角質の角質を除去)やイオン導入(弱い電流を使用しつつビタミン化粧水などを塗布)を同時に行うことが多いです。これを料金に含んでいるところ、オプションとして別途で設定されているなど院により異なります。

 

費用や回数の目安

費用は院によって大きく異なります。アクネライトの照射治療+ケミカルピーリング・イオン導入の治療を含めて、顔全体5回の通院で10万円前後が多いようです。これが両頬だけで5回の通院ならばその半分の5円前後になります。

ただしアクネライトの照射+イオン導入の顔全体10回で10万円前後の料金設定をされているところや、1回ごとの料金を設定しているところなど様々です。

 

アクネライトによる赤ニキビ完治目安は、綺麗さっぱりにしたいならば5回以上の照射が必要です。赤みは少し残るけども、以前よりも赤ニキビの範囲が少なくなる具合でしたら5回以内でも大丈夫かと思います。

また、ホームケアとしてその院専用のドクターズコスメ(主にビタミンC誘導体配合など)を進められることもあります。化粧水から乳液、クリームなど色々と置かれており、余裕があるならセットで購入しても良いでしょう。無理にセット買う必要はなく、分けて購入できるならどれか1つ、2つでも十分です。

 

Qスイッチレーザー

Qスイッチレーザー ニキビ

赤ニキビの赤みがなく腫れもなくなり、痛みもなくなれば完治です。しかし炎症が長引いたことによりメラニンが患部に集中して黒ずみの様なシミ(炎症性色素沈着)が発生していることもあり、これは通常のニキビ治療では消えません。

このようなケースでは、レーザーでニキビの個所に集中したメラニンを分解して色素沈着を改善します。つまりニキビ跡で出来た炎症性色素沈着は他のシミの治療とほとんど変わりありません。なので使用するレーザー機器も幅広いです。

 

Qスイッチレーザーには3種類があります。

  • Qスイッチアレキサンドライトレーザー(アレックスⅡ等)
  • Qスイッチルビーレーザー(ザ・ルビーZ1等)
  • QスイッチYAGレーザー(スペクトラ等)

Qスイッチ 色素沈着

この図は各Qスイッチレーザーでメラニンへの吸収度合いや、皮膚への浸透度合いを表しています。波長が小さいほどメラニン吸収率は高いですが浸透度は小さく、波長が長いほど吸収度は低くなりますが浸透度は高いです。

図の中ではQスイッチYAGの500nm辺りの波長が一番メラニンへの反応が良いです。しかし700nm近くにあるQスイッチルビーやQスイッチアレキサンドライトでもメラニン吸収度はそこそこ高いので、色素沈着に対して効果的です。

つまりこれらのレーザーであればどの種類でも対応可能です。事実院によってYAGレーザーで炎症性色素沈着を治療するところもあれば、ルビーで対応することもあり、アレキサンドライトレーザーを使用するところもあります。

Qスイッチ以外でニキビ跡色素沈着に使用されるレーザーは【Vビーム、Vスターレーザー、フラクセルレーザー、炭酸ガスレーザー、フラクセル…等】があります。

 

フラッシュ ニキビ跡

またレーザーだけでなくIPLなどのフラッシュ治療も有効です。レーザーは単一の波長のみ照射できるものですが、フラッシュは幅広い波長を同時に照射でき複数の症状を改善可能です。ただしその分威力はレーザーに比べて落ちます。

フラッシュでニキビ跡色素沈着に使用されるフラッシュは【ライムライト、スムースクール、フォトフェイシャル…等】です。これらはメラニンに作用するだけでなく、ピーリング効果や代謝を高める効果があり、メラニンを含んだ細胞を剥がれ落とすことができます。

 

費用や回数の目安

使用するレーザー、フラッシュによって値段は若干異なるものの、ニキビ跡のシミ(炎症性色素沈着)であれば、レーザー照射のみ両頬5回の施術で10万円前後の料金設定が多いような気がします。

そのプラン・回数でさらにイオン導入やケミカルピーリング、院で処方される内服薬、外用薬などを含めると13~15万になるでしょう。もしもハイドロキノン外用薬が別途購入可ならば医師と相談して使用するといいでしょう。

 

完治までの回数はニキビ跡の色素沈着具合によります。色素沈着は通常皮膚表面から0.2mmほど奥の表皮にできるものですが、メラニン色素がそれよりも奥の真皮にまで落ちてしまうと改善に時間がかかります。

表皮の黒いニキビ跡でしたら3~5回ほどで治療可能ですが、真皮にまでメラニンが落ちてしまっているケースでは5回以上のレーザー照射が必要になるでしょう。またレーザーだけでなく、ケミカルピーリングやイオン導入を合わせると早めに完治するかもしれません。

 

番外編:ニキビ跡治療で活躍するCO2フラクショナルレーザー

ニキビ跡治療でよく聞くレーザーの一つにCO2フラクショナルレーザーというものがあります。これはレーザーで皮膚に非常に小さな穴を空け、わざと傷つけることで皮膚が本来持っている治癒(回復や再生)能力を期待して、肌の再生に期待する治療方法です。

非常に小さな穴ですので出血をすることはありませんが、照射時に実感の痛みを感じることがあります。これを軽減するために照射後は冷却剤で照射部を冷やし、その後ケイオン導入を使用することで肌の再生能力を高めます。

CO2フラクショナルレーザーで効果があるのは先ほどご紹介した黒ずみや炎症性色素沈着ではなく、ニキビ跡の凸凹や毛穴の開きです。ニキビ跡で荒れてしまった皮膚表面を、治癒による新しい細胞の生成で改善します。

 

こちらの動画はCO2フラクショナルではありませんが、治療のメカニズムは同じです。ダメージを受けた凸凹部分の皮膚が周りの皮膚と一緒に剥がれ落ち、新しい皮膚も一緒に再生されるのでムラのない綺麗な肌に戻ります。

 

CO2フラクショナルの治療と回数

フラクショナルレーザーは仕様上一時的に肌を傷つけるものですので照射直後~1週間は赤みが残る場合があります。なので通院日はマスクを持参して、帰りにそれを付けて肌を隠す用意をしておいた方がいいでしょう。(院によってはマスクをもらえます。)

また即効性がある治療方法ではないので効果が出るまでに2、3週間ほど見ておくべきです。回数は5回前後が目安です。レーザーの威力が強ければそれだけ効果が出る可能性は高いですが、ダウンタイム(一時的なダメージが治るまでの時間)が長引く可能性もあります。

 

CO2フラクショナルの注意点

治癒能力

CO2フラクショナルレーザーはヒトが本来持っている治癒能力に期待する治療方法です。つまり元々の治癒能力が高ければ効果を見込めますが、逆にそれが弱い方ですとあまり効果が見られなかったり、一時的なダメージがその後も残ってしまいます。

ニキビ跡で凸凹がうまく治らない方は後者に当てはまる可能性があります。(治癒能力が高いのならばニキビ跡もしっかりと治るはずです。)もしかしたら治癒能力は高いけれどもニキビやその他の刺激が非常に強くて跡が治りにくいケースもあるかと思います。

しかしニキビ跡を見ただけではなぜ凸凹などが残ってしまったのかは判断できません。したがってCO2フラクショナルレーザーで治療を受ける際は十分に医師や看護師と相談すること、またレーザーだけに頼らず生活習慣を正して代謝を高めることが重要です。

 

ニキビ跡レーザー治療のおすすめクリニック

品川スキンクリニック

品川美容外科 CO2フラクショナル

施術名 CO2フラクショナルレーザー
施術の種類 CO2フラクショナルレーザー
料金 1回4,170円~
展開地域 北海道、仙台、新潟、東京、神奈川、埼玉、千葉、静岡、愛知、大阪、岡山、広島、福岡、熊本、鹿児島、沖縄
効果 ニキビ跡、肌荒れ、シミ・しわ・くすみの改善
効果の度合い
品川スキンクリニック|公式サイト

 

湘南美容外科クリニック

湘南美容外科 フラクショナル

施術名 フラクショナルCO2レーザー
施術の種類 CO2フラクショナルレーザー
料金 初回1回4,500円 スキントリートメント付き(通常1回12,960円)
オプション 有り(CO2スキンプレミアム):改善作用向上のための成長因子が多数配合されたマスクを使用
展開地域 北海道、宮城、東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、広島、岡山、福岡、沖縄
効果 ニキビ跡・毛穴の開き・色素沈着・しわの改善
効果の度合い
湘南美容外科クリニック|公式サイト

 

シロノクリニック

シロノクリニック フラクセル

施術名 フラクセル
施術の種類 フラクセル(フラクショナルレーザーの元祖版)
料金 10,000円~
オプション 有り:クリニカルBBクリーム(無料?)
展開地域 東京、神奈川、大阪
効果 ニキビ跡・毛穴の開き・色素沈着・しわの改善
効果の度合い
シロノクリニック|公式サイト