フューチャーインセラム VC

ビタミンC誘導体美容液の中でも高濃度配合で有名なマードゥレクス(エクスボーテ)のフューチャーインセラムVC×100を購入・使用しましたので、使用感や口コミをお伝えしたと思います。

トップクラスの配合濃度

フューチャーインセラムVC×100の一番のウリは何と言ってもビタミンC誘導体の配合濃度です。

ビタミンC誘導体化粧品の多くは『高配合・高濃度!』を謳われていることが多いですが、配合濃度の表記がなかったりします。

 

しかしフューチャーインセラムVC×100美容液はビタミンC誘導体の配合濃度が8%と高配合で、この成分の力を借りたい方にとってはもってこいです。

もちろん高配合な分デメリットもあるものの、肌への負担をできるだけ抑えて生成されています。

複数のビタミンC誘導体

VC×100のビタミンCは『APPS(新型ビタミンC誘導体)』が高配合されているのだと思いがちですが、実際はそうではありません。

実はAPPSの他に『アスコルビルリン酸Na』というビタミンC誘導体も用いられています。

さらにはヒアルロン酸とビタミンCを組み合わせた『ヒアルロン酸アスコルビル(別名VITA-HAで、アンチエイジング株式会社の開発成分)』も配合されており、まだまだマイナーですがこちらもビタミンC誘導体のようです。

 

つまりAPPSが単独で8%が配合されているのではなく、それら3つ合計の配合濃度が8%なのです。

なぜならばAPPSは化粧水中でも安定性を保つのが難しく、これ単独の濃度が高いと化粧水内で分解されやすくなるからです。

逆に安定性が高いのはアスコルビルリン酸Naで、医療現場で使用されるビタミンC誘導体としては最もメジャーです。

ちなみ成分中に配合量が最も多いビタミンC誘導体はアスコルビルリン酸Na、次にAPPSが多く、ヒアルロン酸アスコルビルが最も少ない量です。

 

ビタミンC誘導体化粧品には一つの誘導体だけでなく複数のものを組み合わせて製造されていることが多く、フューチャーインセラムもこのパターンです。

VC×100の成分の働きとは

vc100 成分

お肌に良い働きをしてくれる成分をいくつかピックアップしてその機能を見てみたいと思います。

 

アスコルビルリン酸Na、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、ヒアルロン酸アスコルビルはご存知の通りビタミンC誘導体です。

(ビタミンC誘導体の詳細はこちらに記載してしますのでご覧ください → ビタミンC誘導体とは?種類や効果とおすすめ化粧水・美容液

ヒアルロン酸アスコルビル

中でも目新しい『ヒアルロン酸アスコルビル』は低分子ヒアルロン酸をビタミンCに結合させることで安定化させ、塗ると皮膚に存在する加水分解酵素のエステラーゼがこれをヒアルロン酸とアスコルビン酸(ビタミンC)に分解します。

そしてヒアルロン酸は肌表面で保湿機能を果たし、アスコルビン酸は角質層へと浸透します。

ただ、単独行動になったアスコルビン酸はもともと水溶性で、水と脂で層をなしている角質では十分に浸透できず浸透性はAPPSに比べて劣るでしょう。

ビタミン類で肌の健康を保つ

ビオチン(ビタミンH)は皮膚炎症の治療に役立つ成分で、肌の健康を保つ働きをします。

ナイアシンアミド(ビタミンB3)はニキビ用や乾燥肌用化粧品によく配合される成分で、血行促進やメラニン生成を抑える作用があります。

葉酸(ビタミンB郡)は水溶性であり、代謝を活発にする働きをもちます。主にサプリメントや食品で活躍する成分で、化粧品における効果のほどは謎です。

グルコシルヘスペリジン(ビタミンP誘導体)は、脂溶性のビタミンPにグルコースを添加して水溶性化したものでビタミンC誘導体と同じような類の成分です。ビタミンPはビタミンCの働きをサポートする働きがあるため、ビタミンC誘導体メインの美容液にはもってこいの成分です。

皮膚表面と角質層の保湿

その他、加水分解コラーゲンやヒアルロン酸ナトリウム、グリコシルトレハロースなどの保湿成分が配合されています。

一般的なコラーゲンやヒアルロン酸は角質層に浸透しないほど大きな分子ですが、加水分解したりナトリウムを添加することで角質層まで浸透させ、強い保湿効果を発揮します。

香料

香料としてオレンジ油、グレープフルーツ果皮油がメインで使用されています。

オレンジ油やグレープフルーツ果皮油も肌に対して一定の機能がありますが、フューチャーインセラムVC×100では成分の質を高めたり香料としての役目の方が大きいと思います。

美容液の使い心地は?

フューチャーインセラム

フューチャーインセラムVC×100はご覧の通りスポイトタイプになっており、適量を手に取って塗布するタイプです。

化粧品としては『美容液』に分類され、お肌に馴染ませたい個所にその分だけ取り出します。

スポイトタイプであればお顔全体に塗布する場合と特定の個所だけに使用したい場合のどちらにも対応できるのでありがたいです。

美容液の伸び具合

美容液 伸び具合

こちらはスポイトから取り出した状態で、薄くて見えにくいですがほんの少し黄色く見えるのが美容液です。

お肌に塗った印象について、伸びに関してはあまりないです。

美容液の中でもオイルタイプのものや乳化によって伸びを良くしているものもありますが、フューチャーインセラムはそれほど伸びないです。

どちらかと言えば化粧水の印象です。

 

お肌に付けてからだんだんと肌に馴染んでいき、浸透した後は少しベタベタとくっ付き、しばらくするとくっつく感じがなくなりさっぱりと仕上がります。

手にも美容液のベタベタ感が残ることもありますので、これの後に他の化粧品を使う時は一旦ウェットティッシュなどで拭いたほうが良いでしょう。

ただ、その手のまま他の化粧品をとっても問題があるわけではありません。

使用感の好みによります。

香りはビタミンC誘導体特有の

香料としてはエキスやら植物油が使用されており、オレンジ油とグレープフルーツ果皮油が中心になっています。

ではオレンジやグレープフルーツの香りがあるかというと、たしかに少し香ります。

しかしそれよりも香るのはビタミンC誘導体特有の『飲むヨーグルトのような香り』です(これはあくまでも個人的感想です)。

ひとによって香りの印象は異なると思いますが、この美容液の香りが苦手だと言うほどきついものではありません。

pHはアルカリ性寄り

ビタミンC誘導体 ph

開封した直後にpHを測ってみたところ、若干アルカリ性を示しました。

化粧品の場合…

  • 0~6:酸性
  • 7:中性
  • 8~14:アルカリ性

を示します。

ヒトの肌は基本的には弱酸性ですが、皮脂性の肌(オイリー肌)の方は酸性の度合いが高く、逆に乾燥肌の方はアルカリ性の度合いが高くなります。

洗顔剤は汚れや界面活性剤を落とす作用を考慮してアルカリ性のものが多く、洗顔後のお肌は乾燥した状態(アルカリ性)になる傾向があります。

もともと肌にはこれを弱酸性に戻す機能があるものの、体質的にそのようにうまく働かないこともあります。

そのようなケースも考え、化粧水や美容液の多くは弱酸性で製造されていることが多いです。

 

しかし、フューチャーインセラムはpHが弱アルカリ性を示しており洗顔後の乾燥した肌をさらに弱アルカリ性で乾燥の方向へと促すことになります。

一応成分中にクエン酸が使用されておりpHの調整もされているようですが、人によってはこの美容液によってさらに乾燥を感じるかもしれません。

 

また、ビタミンC誘導体は角質層に浸透後アスコルビン酸(通常のビタミンC)になり、水分の中ではこれ自体が酸性になります。

つまり乾燥してバリア機能が弱まった肌の中で一気に強い酸性であるビタミンCが作用するわけですから、乾燥肌・敏感肌の方はこの美容液が合わない可能性はあります。

乾燥肌では使用できないのか

では、乾燥肌では使用できいないのかと言うとそうではありません。

理論上は先ほど言った通り美容液自体が弱アルカリ性で肌を乾燥させてバリア機能が弱まったところに、還元された酸性のビタミンCが作用するので刺激を感じることになります。

しかし実際に乾燥肌の方でこれを使用して刺激になるのかというと、それは使ってみないとわかりません。

 

敏感肌 ビタミンC

さらにパッチテスト済みで、著しく肌に負担になったり多くの人に向かない化粧品ではないことが確認されています。

なので(さんざんpHのことを言っておいてなんですが)肌への負担を過剰に気にする必要はなさそうです。

乾燥肌の方でも使用する方法

乾燥肌でもフューチャーインセラムを使いたい方にはこんな解決策があります。

弱アルカリ性の美容液によって肌が乾燥傾向になってしまうなら、その後に使用する他の化粧品で肌を弱酸性に戻せばいいのです。

要は弱酸性の美容液・クリームなどを使用することです。

 

あるいは、乾燥した状態では角質層中の『セラミド』が失われていることもありますのでセラミド配合化粧品を使用するのも一つの手です。

いずれにせよ乾燥肌の方でも解決策はあるので、アフターケアによってフューチャーインセラムをものにしてください。

オイル・クリームも使った方が良い

VC×100が美容液の類なので化粧水の後に使うのが適切です。

ただし先ほどもお伝えしたように、美容液と言っても付けた後に割とすぐにさっぱりとします。

おそらく『保湿されている!』と感じることは少ないと思います。

なので、フューチャーインセラムを使った後はできればオイルタイプの美容液やクリームなどで表面保湿をした方が良いです。

 

さらにはこの美容液が弱アルカリ性であることも考えると、やはり直後に保湿をするのが適切です。

こんな人におすすめ

  • 高濃度ビタミンC誘導体化粧品を使いたい
  • 化粧水をカバーする役割の化粧品がほしい
  • シミ・シワが気になる
  • ハリがほしい
  • 毛穴の開きが気になる

 

濃度が高いビタミンC誘導体化粧品ならまずフューチャーインセラムがおススメです。

ビタミンC誘導体化粧品の中には高濃度と言いつつも配合濃度が示されていないものもありますが、こちらは8%と明記されています。

同じシリーズに『フューチャーセラムコンク』と言う美容液があり、こちらは濃度13%なので高配合目的の方にはもってこいです。

 

VC×100は美容液でありながら段々とさっぱりとした感触になってくるので、お手持ちの化粧水の効果をカバーしたいと考えている方にもおすすめできます(カバーする役割の化粧品としては贅沢すぎるほど高機能です)。

あくまでも化粧品レベルなので他のコスメと混合して肌に大きな負担になることはないでしょう。

ビタミンC誘導体の働きとしてはシミ・シワの改善、ハリを与えて毛穴を目立たなくするなどがありますので、お肌にそれらの悩みを抱えている方は一度試してみるべきです。

 

乾燥肌の方も使用できないわけではなく、フューチャーインセラムの使用直後に美容オイル・クリームなどの使用により乾燥を防ぐ形であれば問題ありません。

また、乾燥肌でない方も使用直後の保湿はしておくべきでしょう。

 

ビタミンC誘導体化粧品としてはトップクラスの濃度のVC×100で、質の高さを味わってください。