ヒアルロン酸注入 副作用

豊胸手術の中でもヒアルロン酸注入はもっとも簡単な方法で料金もお得なため今日人気が急上昇している施術です。注入量によっては1.5カップ(両胸計200cc)のサイズアップも期待でき脂肪注入やシリコンバッグに劣らない内容です。

ヒアルロン酸自体はヒトの体内でも関節でクッションの役割をしていたり、肌の潤いを保つ役割を果たす成分で安全性が高いです。施術時間も15~30分ほどで完了し、シャワー・入浴も当日(翌日)からOKでとても気軽です。

 

しかし何事もメリットがあればデメリットもあり、ヒアルロン酸注入もその例外ではありません。料金が安くて安全性が高い、手術時間が短いなどのメリットがある反面ヒアルロン酸豊胸に限ったデメリットがあるのも事実です。

画期的な豊胸術なのでこれを取り扱っている院での広告では良い面ばかりを取り上げ、私たちもそこだけに目を取られがちです。デメリットもあることをしっかりと把握した上でヒアルロン酸豊胸を受け、納得できる結果になるよう心がけましょう。

 

ヒアルロン酸注入での副作用

副作用というと身体に害になるイメージですが、注入によって身体に障害が起こることは基本的にありません。例えばヒアルロン酸自体の質が著しく悪かったり、注入の際に体組織が傷つけられない限り副作用はないです。

ヒアルロン酸の質に関しては私たちのわからないところで作業されているものなので不安かもしれません。しかし日本の美容外科において低品質なものを仕入れていたり、異物を入れて水増ししていることは考えにくいです。

 

もしもヒアルロン酸の品質が気になるのであれば「VRF」というボディ専用ヒアルロン酸を使用した豊胸を施術してくれる院を選ぶと良いです。VRFはアメリカのPDA(日本の厚生省に当たる機関)で認可された高品質なものです。

VRFを含めハイアコープやHAC-40もちゃんとした品質のものなので副作用の心配はいらないと思います。したがってここでは副作用というよりもヒアルロン酸注入のデメリットに関して述べることが中心になります。

 

  1. しりこ
  2. 痛み
  3. 触感
  4. 乳がんでの検査時
  5. 持続期間

 

1.しこり

脂肪注入、シリコンバッグ、ヒアルロン酸注入のどの豊胸施術でもしこりが発生する割合は高いです。これについては脂肪やヒアルロン酸自体の品質にもよりますし注入する医師の腕にもより、当然経験が豊富な医師の方がいいです。

 

ただ、ここで一つ理解しておいておいきたいのは豊胸によってできたしこりが悪性化して乳がんの原因になることはあり得ないということです。小さいしこりは時間が経過すれば体内に吸収されてなくなり、大きいものはVASERやヒアルロニダーゼを使って除去します。

ただし乳がん検査で使用するマンモグラフィーやエコーでしこりとして写ることがあります。もしもヒアルロン酸注入したことを医師に伝えずに「悪性のしこり」として判断された場合その後精密検査を受けることになります。

精密検査では場合によってはしこりに直接針を通して悪性かどうかの判断をすることもあり、そうなるとヒアルロン酸の形が崩れてしまいます。そのため乳がん検査などの際は事前にヒアルロン酸を注入していることを伝えておきましょう。(シリコンや脂肪注入も。)

 

ヒアルロン酸注入では脂肪注入やシリコンバッグに比べてしこりの発生量は少ないとされています。しかしそれを注入して底上げする形で胸を膨らませるため一部の脂肪は圧迫されてどこまで血液が届かなくなりしこりが出来てしまいます。

特にできやすいケースは一度に大量に注入した場合、しかも一か所に注入する倍位で、局地的に圧迫される脂肪が出てくるためです。注入量は多くても両胸計200ccで、できるなら少し分散して形を整える具合に入れてもらうのがベストです。

 

2.痛み

痛みはしりこりとほぼ同じようなメカニズムで起こりますが、こちらも脂肪注入、シリコンバッグに比べるとその度合いは小さいです。痛みは注入方法によっても異なり、先ほど言った通り一度に大量に注入すると圧迫されて痛みを伴います。

顔に注入するヒアルロン酸成分は柔らかいものですが、豊胸の様に身体に注入するVRFやHAC-40のようなものはそれに比べて硬いです。そのため皮下(皮膚表面から数mm奥)に注入すると硬い胸が出来上がってしまいます。

 

そして皮下に注入すると痛感神経の近くで脂肪が圧迫されることになるのでとても痛みを感じやすくなります。例えばうつぶせになり胸を押し潰す形になったり、下着で胸をほんの少し圧迫するだけで痛くなる事がありまあす。

これを避けるために通常は皮下ではなく乳腺下(乳腺と大胸筋の間)に注入します。ものを注入するので圧迫した際に何かを入れている感覚はありますが、乳腺下は皮下に比べ痛感神経も少ないので痛みも小さくなります。

 

3.触感

「痛み」の話の繰り返しで、皮下に注入すると触感に不自然さ(硬い)があります。これはボディ専用のヒアルロン酸はフェイス専用のものに比べて体内に吸収されにくいよう大きな粒子で作られているからです。

当然皮膚表面に近い所にそれが入っていると触れたときに硬いという印象をもちます。また、表面付近に重みがあるのでたるみの原因にもなりますし、寝転んで横になった際に通常よりも垂れ下がってしまいます。

これを避けるために乳腺下に注入して底上げすることで本来の柔らかさと形を作ります。ただし、胸がほぼない方の場合おのずと皮膚表面と乳腺下の距離が近くなるのでヒアルロン酸の少し硬い触感は残ってしまいます。

そのため長期的な施術にはなりますが、一度ヒアルロン酸注入である程度胸の形を作り効果が切れた頃に脂肪注入をする方もおられます。そうすることで将来的に自然な触り心地の豊胸を完成させることができます。

 

4.乳がんでの検査時

こちらもしこりのところでほとんどお伝えしましたように、マンモグラフィーやエコーでしこりとして写ることがります。医師がヒアルロン酸注入で豊胸したことを知らなければ悪性のしこりの可能性ありと判断するでしょう。

ヒアルロン酸注入によってできたしこりが悪性化してがんに繋がることはありませんが、単純に検査の手間が取られてしまいます。乳がん検査を受ける方は事前に医師に伝えるか、アンケート記入があればそこへ必ず記入しておきましょう。

 

5.持続期間

ヒアルロン酸注入法は豊胸手術の中でもっとも簡単に受けられるものですが、その反面効果の持続性はあまりありません。ヒアロスのような最も効果が短いもので1か月、HAC-40のような長いもので3年ほどです。

例えば脂肪注入の際は幹細胞が入ることで血管新生が起こり定着率のアップにつながりますが、ヒアルロン酸の場合は血管に近い個所にそれがあると吸収を早めてしまう原因になり、通常よりも短い期間しか持たなくなります。

そのため注入個所としては乳腺下や、院によっては大胸筋下に注入することで体内へのヒアルロン酸吸収を遅らせます。またしこりが出来たとき以外はマッサージをしないもの長持ちの秘訣です。(マッサージをすると代謝が良くなり吸収が早まることもある。)

 

ヒアルロン酸豊胸の副作用デメリットまとめ

ヒアルロン酸 まとめ

ヒアルロン酸注入法で大きな副作用はないものの多少デメリットがあります。しこりはどの豊胸施術でも起こり得ることですが、乳がん検査の際にこれを伝えていないと精密検査になることがあるので事前に知らせておきましょう。

触感や痛みはヒアルロン酸をちゃんと乳腺下に注入してもらえる院ならばあまり心配する必要はありません。事前のカウンセリングでどこに注入するのかだけを確認して、皮下への注入でなければ問題ないでしょう。

一番気になる持続期間は最もポピュラーなヒアルロン酸成分VRFやハイアコープで1~2年、最新型ヒアルロン酸のHAC-40で2年以上です。その性質上ゆくゆくは吸収されて胸がサイズダウンするので脂肪注入などと併せて考えておくのが良いでしょう。