年齢 ホルモン

女性にとって脱毛は当たり前の美容になっていますが、最近では女性の中でも小学生が受けたり30代40代の方でも受けたりその年齢層は非常に広いです。どんな年代でもムダ毛は女性のお肌に大敵なのです。

レーザー・フラッシュ脱毛することである程度肌に負担がかかりますが、身体に害になることはありませんので基本的に誰でも受けられるます。小学生だからレーザー・フラッシュが体に悪影響を及ぼすということは考えにくいです。

しかし身体の成長とホルモン分泌を考えたときに、脱毛に適した年齢があります。これは二次性徴を迎える思春期の方だけでなく、30代40代の方にも関係することです。ある事柄に当てはまる場合は20代の方でも関係します。

ではなぜ適切な年齢が存在するのか、そしてそれはいつごろなのかを見ていきたいと思います。

 

年齢とホルモン分泌

女性には女性ホルモンが、男性には男性ホルモンが多く分泌されているのはその通りですが、実は女性にも微量の男性ホルモンが、男性にも微量の女性ホルモンが分泌されています。これはもちろん分泌される理由があります。

女性は男性に比べて体格では劣るものの、成長するからには日常生活で差支えがないくらいの筋力、骨格を付ける必要があります。それらを増大させる指令を出しているのが男性ホルモンで、男性で分泌される量の1割ほどです。

そのようにして女性の身体が徐々に大人のように大きくなるタイミングは男性よりも早く10歳頃が目安です。(男性は11、12歳頃。)だんだんと身長や体格がなりつつ、次に陰毛の発現が起こりますが、これと同時に体毛も濃くなることがあります。

 

女性の二次性徴の多くは女性ホルモンであるエストロゲンによる影響です。しかし陰毛の発現、体毛の増幅に関しては男性ホルモンのテストステロンが関わっていると考えられています。実際に男性では二次性徴で体毛が著しくこくなることがほとんどです。

二次性徴は女性でも男性でもおおよそ18歳頃まで続きます。これについては個人差があるのでその通りではないものの、この年齢まではほんの少しずつですが毛も成長していくと考えられます。

 

思春期・二次性徴中の脱毛は不適切

このように10歳頃~18歳頃まで二次性徴の影響によって体毛が濃くなり続けることを考えれば、その年齢で脱毛をするのはあまり効率的とは言えません。ホルモン分泌や細胞分裂、代謝が非常に盛んなのですぐに毛が再生します。

また医療レーザーなどの永久脱毛処理をして毛穴組織を変性できたとしても、細胞分裂により新たに正常な組織が作られることが考えられます。身体の修復力が一番強い時期で、毛穴組織も生理的に決して無駄なものではないので無理にそれを破壊するのはよくありません。

どうしても脱毛したいのなら受けても結構ですが、結局毛が再生するのでシェービングで処理するのが効率的です。毛を剃ると濃くなると言うのは何の根拠もありませんので心配いりません。処理後のケア(保湿クリームを塗るなど)を入念に行えばそれで十分です。

 

男性ホルモンが増えだす2回目の時期

更年期

女性の体内の男性ホルモンが増えだすというよりは、女性ホルモンがだんだんと減ることにより相対的に男性ホルモンが多くなる時期があります。それが40代後半~50代前半を目安に迎える更年期です。

更年期には女性ホルモンの分泌が減少することは一般的によく知られていますが、これにより男性ホルモンの割合が増えるので薄毛・抜け毛や髭が生える、体毛が濃くなるといった男性で起こる身体的な特徴が発生します。

 

これまで美容に力を入れてきた女性にとって薄毛・抜け毛は避けたいもので、また太く濃い毛が生えてしまうのも放ってはおけません。基本的に髪と体毛ではそれぞれ反対のメカニズム(髪が抜ける時は体毛が濃くなる)になるので同時に対応しなければなりません。

今回は脱毛に関する内容ですので濃くなった毛の対応について述べると、シェービングで剃ってしまうのもいいのですがカミソリの刃で皮膚表面が削られて、角質層にある水分が逃げやすくなります。肌の水分が逃げるので乾燥肌を招きます。

二次性徴の頃の様にターンオーバーやホルモン分泌、体内の代謝が活発な時期ならすぐにそれを修復できるものの、女性ホルモンの分泌が減る更年期ではそのようにはいきません。肌を気づ付けない方法で処理するか、日々のケアを入念にするかです。

 

この時期では脱毛も効果的

二次性徴中ではレーザー脱毛によって毛穴組織がダメージを受けても活発な代謝によりそれが修復されるため、すぐにまた毛が生えてきます。しかし更年期ともなると修復ができなかったり、できても時間がかかります。

永久脱毛のためには毛穴組織の破壊が必要になり、更年期によるそれの修復の遅さを利用すれば毛の再生を抑えたり遅らせることができます。結果としてその後ほとんど毛が生えてこない永久脱毛になります。

したがって更年期で生理的な変化が出てきた、とりわけ毛が濃くなってきた方には脱毛処理が効果を発揮します。

 

もしも脱毛するなら

男性ホルモンに影響する二次性徴と更年期について見てきましたが、これ以外の年齢20代から40代後半までの間に脱毛を受けることはどうなのでしょうか。やはり更年期あたりで毛が濃くなるため無意味なのでしょうか。

 

決して無意味なことはなく、むしろ脱毛を受けるなら二次性徴が完全に終わる20歳以降に考えるべきです。20歳で医療脱毛を受ければ論理的には約20年以上あとに来る更年期までほとんど毛が生えてこないことになります。

また、更年期では必ず毛が濃くなるわけではなくホルモンの分泌量を考えればそれがありうるという可能性の話です。中には更年期になっても特に髭が生えてくることもなく、体毛を気にすることなく過ごす方もおられます。

二次性徴後、どのタイミングでの脱毛が適切かといった目安はなくいつ受けてもOKです。ただし妊娠中はホルモン分泌が乱れますのでその期間中は受けることができず、出産後に受けるケースがほとんどです。

 

二次性徴中と妊娠中の時期以外ならいつでも脱毛するにあたり問題ないので、あなたの好きなタイミングで受けると良いでしょう。