脱毛 勧誘

初めて脱毛を受ける方にとって不安要素の一つに「勧誘」があります。脱毛での勧誘とはイメージ通り、現在希望している以外のプランを進められることで、大抵の場合数十万円する高額なコースを案内されます。

昔はエステサロンで強引な勧誘が繰り返されており悪評が立つことがありましたが、厚生労働省からエステサロン業界に強引な勧誘を控えるよう通達が出されたことにより最近ではそのようなケースはあまり見られなくなりました。

しかし完全に勧誘がなくなったわけではなく、一部店舗では売り上げの向上のためにしつこくそれをすることもあるようです。また、エステサロンだけでなく美容医療の現場でも一部高額なコースを案内する事案も報告されています。

 

現在はエステサロン、美容外科のどちらに行こうとも無理な勧誘を受けることはほとんどなくなりましたが、そもそもなぜ勧誘するところ、しないところといった形に違いがあるのでしょうか。これについて詳しく見ていきましょう。

 

お得感を出して訴求する

最近では脱毛サロンの数が非常に多くなり、日々テレビCMで「わき脱毛○○円」、「△△部分一部無料」という文句を見かけます。それらの多くは無料か、あるいはレストランの食事代よりも安い値段で表示されていることがほとんどです。

一般的なイメージでは脱毛と言うとお金がかかり、一部のセレブだけがするものと思われがちです。しかし無料や超低価格を示すことによりセレブでなくとも気軽に処理が受けられ、宣伝に映し出されているモデルのように綺麗になれることを想像します。

ですが、少しお店側のことを考えてみましょう。

例えばテレビCMで「わき毛脱毛完全無料」と大々的に宣伝して、次の日から一斉にそれを望む方が来店し、ほとんどの方が無料でわき毛脱毛だけを受けた場合、店舗側はどのようにして利益を出すのでしょうか。

当然ながら無料で脱毛処理をしていては一切儲けがでず、脱毛機器を使用する電力や処理するスタッフの人件費だけがかさみます。永遠とこれを繰り返していればいくらコストカットを実施してもお店がつぶれてしまうのは目に見えています。

 

低価格で大量に人を呼び込んで勧誘で利益を

商売と言うものは何でもそうなんですがまずはキャンペーンと広告を使って大量に人を呼び込みます。脱毛サロンで言えば先ほどの「△△部分一部無料」の部分です。しかしこれだけではやっていけなくなるので、利益が出る形づくりをします。

つまり高額プランまたはお店側の利益になるプランへの勧誘をして儲けを出すのです。仮にキャンペーンで新規来店した1割の方を30万円のコースに勧誘できれば、1日に新規顧客50人来店する店舗では150万の売り上げになります。

高額コースへの勧誘成功率はどれくらいなのかわかりませんが、当然その割合が高ければ高いほどお店の利益はあがるので力の入れどころです。もしもお給料が一部出来高制(インセンティブ給)ならばなおさら接客に力が入ります。

このようにキャンペーンの中身を見てみると、エステサロンだけでなくそのような広告で訴求しているお店、企業は勧誘することが当たり前の世界なのです。勧誘してナンボなので、それが一切行われない方が珍しいと言えます。

 

勧誘がほとんどないのはなぜか

キャンペーンを打ち出す場合勧誘できて初めて売り上げにつながるにもかかわらず、ほとんど勧誘を行わずに済ませるお店・院があるのも事実です。勧誘をすると言ってもほとんど説明や簡単な案内程度のお話をされるだけ、等です。

そのようなケースではなぜ勧誘しないのかというと、たとえキャンペーンを行ったとしてもそれよりも通常の高額コースを最初から希望していたり、キャンペーンと言っても無料で行うのではなく1万円、2万円安くする形で訴求しているからです。

 

例えばA店の全身脱毛は30万だとします。金額だけ見れば高額ですがその他のお店では38万、40万、42万円と、A店よりも明らかに高い価格が設定されていれば、効果に違いがない限りA店を選ぶでしょう。

またキャンペーンで全身脱毛30万円が期間限定で10%OFFの27万円で受けられるとしたらいかがでしょうか。通常時に比べて3万円も安くなるのですから、たとえ高額プランでもキャンペーンを行わない時よりも希望者数は増えると思います。

このようにそもそも最初から高額プラン狙いで人が集まる所では、わざわざ勧誘しなくても利益が確定しています。したがって変に勧誘して相手を不愉快にさせるよりも、希望通りのプランで脱毛処理を受けてもらう方が良いのです。

他にも理由があるかもしれませんが、勧誘がない理由はこんなところです。

 

強引な勧誘をされた時の断り方

断り方

今やしつこい勧誘を行うところはかなり減って来ては居るようですが、一部ではまだそれを行うお店もあるようです。利益を出さなければならないのはわかりますが、それでも相手が不快に思う勧誘をしてはなりません。

対処法はいくつかありますが、ハッキリ言えるタイプとハッキリ言えないタイプでおススメの方法を挙げてみたいと思います。

 

物事をハッキリ言える方

高額なプランに勧誘されたらシンプルに「必要ないので結構です」と断りを入れたり「契約してもすぐに返金・クーリングオフすると思います」と伝えましょう。特にクーリングオフなど法的に効力のある言葉は有効です。

またそれらの言葉を出した際にも「以前別のところでもすぐに契約解除した」と付け足しておくと良いです。正直なところ、お店側からすれば過去に返金・トラブル歴がある方はうまく対応しないと同じことをされるかもと守りの姿勢に入り、あまり勧誘したくないのです。

返金一つにしてもお店側での手続きも手がかかるので出来る限り避けたいのが本音です。嘘をつくのは抵抗があるかもしれませんが、そもそもこちらが不快に思うまで勧誘する方に問題があるのであの手この手で断りましょう。

 

ハッキリ言えない方

あれこれ言うのが得意でない方は「結構です、やめておきます」の一点張りで通しましょう。断るのが苦手な方の場合、断る理由を話すとスタッフさんにそこをうまく付かれて説得され、最終的に話に乗せられてしまうことがあります。

たとえ断る理由を言うにしても「いらないので、必要ないので」と理由にならない理由で結構です。とにかく必要ないことを伝えてお店側が勧誘をやめるのを待ちましょう。今では何時間も監禁されるように説得されることもないと思います。

 

もしも長時間勧誘されることが心配ならばあらかじめこの後予定があることを伝えておきましょう。勧誘されている最中に予定があることをつたえても逃げる手段としてしか受け止めてもらえませんが、最初から伝えておくことでタイムリミットを設定できます。

その日の込み具合や脱毛部位によって違いますが、予約後に初めて足を運んで無料カウンセリング・説明~脱毛処理を行っても長くて2時間くらいです。わからなければ、予定がありなるべく早く済ませたい旨を伝えます。

  • うまく話しに乗せられないために「いらない」の一点張りで乗り切る
  • あらかじめタイムリミットを設定して長時間勧誘されない

必要ない勧誘はこの2点を守って断りましょう。

 

勧誘の理由や断り方を書いたものの、最近ではしつこい勧誘を行っているお店の方が珍しいくらいです。そのため変に身構える必要はありませんが、万が一の時はここに挙げた対処法を思い出してうまく乗り切ってください。