ローズヒップ 効果 効能

美肌に効果があるビタミンCを利用するのは良い事だとわかっていますが、どのように身体に届けていますか?

多くの人は化粧品を使う方法を選ぶでしょう。

なぜならば化粧品はお肌の気になる個所に直接ビタミンCを送り届けられ、また即効性も期待できるからです。

もちろん化粧品でも一定の効果は期待できるものの、口からも摂取すると外側と内側の両方から作用してより効果的にビタミンCをとり入れることができるのではないでしょうか。

 

せっかく摂取するのですからできれば質の良いビタミンCを体内にとり入れたいと考えますが、何から摂取するのがいいのか悩んでいる方も多いと思います。

そこでオススメするのがローズヒップです。

ローズヒップはハーブティの一種として人気なので名前ぐらいは知っているという方もいらっしゃるでしょう。

ローズヒップに含まれるビタミンCは高品質といわれています。

なぜ高品質なのか、どのように摂取すれば品質を損なわずに摂取できるのかなどについて注目していきましょう。

 

ローズヒップとは

ローズヒップはバラ科バラ属に属している野ばらの一種であるドッグ・ローズなどの果実のことです。原産地はヨーロッパです。

バラの花が咲いた後にできる果実が緑色からオレンジ色、そして赤色になったものを収穫します。果実を乾燥させてローズヒップとして販売されています。

販売されている形状も実をそのままの形で残したホールタイプ、粗くくだかれたシェルカットタイプ、細かくくだかれたファインカットタイプ、さらに粉砕されたパウダータイプなどがあります。

 

ローズヒップはビタミンCの含有量が多いことに注目され、さらには内臓脂肪を減らす効果もあるといわれています。

女性の憧れの美肌もスリムな体型も両方手に入れることができるかもしれません。

ハーブティは香りがあり酸味もあるため少し苦手という方もいらっしゃいますが、ローズヒップについて知ると試したくなると思われるのではないでしょうか。

ローズヒップに含まれる成分

ローズヒップには様々な成分が含まれています。ビタミンC、ビタミンE、ビタミンP、ビタミンA、B、D、K、βカロテン、リコピン、カルシウム、鉄分、食物繊維、αリノレン酸、ティリロサイドなどが含まれています。

たくさんの成分が含まれているだけでなく他の食材に比べると含有量も多いのが特徴です。

 

例えば

  • ビタミンCはレモンの20倍
  • ビタミンAはほうれん草の2倍
  • βカロテンはトマトの4倍
  • リコピンはトマトの8倍
  • カルシウムは牛乳の9倍
  • 鉄分はほうれん草の2倍

となっています。

ビタミンCといえばレモンが代名詞のようにいわれますが、そのレモンの可食部100gあたり100㎎のビタミンCが含まれているので、単純に計算するとローズヒップは100g食べると2gのビタミンCを摂取できることになります。

このようにローズヒップのビタミンCの含有量が他の食材に比べて破格に多いためビタミンCの爆弾といわれています。

(ローズヒップに含まれるビタミンCについては「ローズヒップに含まれるビタミンCについて」で後述します。)

ローズヒップに含まれる代表的な成分の働きをみておきましょう。

ビタミンE

ビタミンEは若返りのビタミンと呼ばれており、強い抗酸化作用があり活性酵素を除去する効果が期待され、血行をよくする働きもあり生活習慣病を防ぐとされています。

ビタミンEはビタミンCとともに摂取するとそれぞれに補い合い効果を高め合う性質があります。

ビタミンP

ビタミンPとはビタミンではなくビタミン様物質で体内でビタミンと同じような働きをする有機化合物のことです。

ヘスペリジン、ルチン、シトリン、ケルセチンなどの成分を含むフラボノイドの一種です。

血管を強くし血圧を下げる働きやビタミンCの働きを助けるだけでなく持続させる作用もあります。

また、ビタミンPは熱に弱く酸化しやすいビタミンCを熱から守り、ビタミンEを酸化から守るのです。

ビタミンPとビタミンCやビタミンEの3つがあることによって相互に働き合い美肌効果がより高まります。

また、ビタミンAにもビタミンCとビタミンEの働きを補助する作用があります。

ビタミンB郡

ビタミンB群は補酵素として酵素の働きを助けるほか、それぞれ助け合って皮膚や血液を作ったり代謝を促します。

βカロテンとリコピン

βカロテンとリコピンはともにカロテノイドと呼ばれる植物等に含まれる色素成分で高い抗酸化作用があります。

特にリコピンの酸化酵素の除去力は強くβカロテンの2倍、ビタミンEの10倍となっています。βカロテンとリコピンの大きな違いは体内でビタミンAが不足した場合にβカロテンはビタミンAに変換されますが、リコピンは変換されないことです。

 

リコピンにはもうひとつ注目すべき働きがあります。

シミを作る元になるともいわれている体内に存在するチロシナーゼという酵素の働きを抑制するのです。

αリノレン酸

αリノレン酸は必須脂肪酸のひとつで血流改善を促し、体内で代謝によりDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)に変換され細胞組織等を正常にして老化を防止する効果が期待されます。

その他の成分

女性に不足しがちなで貧血の原因にもなる鉄分や便通を整えることができ便秘による肌荒れを防ぐことができる食物繊維が含まれています。

女性は男性に比べると骨粗鬆症になる確率も高くなりますので、カルシウムが含まれていることもメリットのひとつです。

(その他の成分の中のティリロサイドについては「ローズヒップには内臓脂肪の蓄積を抑える効果もある」で後述します。)。

 

ローズヒップに含まれるビタミンCについて

ビタミンCにはいろいろな作用があります。

働きとしては

  1. 抗酸化作用
  2. コラーゲンの生成を助ける
  3. メラニンの生成を抑制する
  4. 細菌やウィルスに対する免疫力を向上させる
  5. ストレスを抑える

などが主なものとしてあげられます。

1.抗酸化作用

血液中に取り込まれた活性酵素は外部からの細菌やウィルスを撃退する働きがありますが、増えすぎると肌細胞を攻撃したり酸化させたり、肌に存在するヒアルロン酸やコラーゲンの生成を妨げるようになります。

ビタミンCの抗酸化作用は体内にある活性酵素と戦い細胞を酸化から守り老化や生活習慣病を予防します。

2.コラーゲンの生成を助ける

体内にあるたんぱく質のうち、30%がコラーゲンです。コラーゲンは細胞と細胞の間に存在して接着剤の役割を果たしています。

不足すると肌がかさついたりシワやシミなどができやすくなります。

 

ビタミンCを摂取することにより肌の真皮層にある線維芽細胞に作用し、線維芽細胞がコラーゲンを生成します。

その結果、ハリや弾力のある肌となるのです。

3.メラニンの生成を抑制する

シミやくすみの原因であるメラニン色素は体内に存在する酵素のチロシナーゼが紫外線に当たることで生成され、肌の表面に現れます。

前述のリコピン同様にビタミンCもチロシナーゼの働きを抑制してメラニンの生成を抑え、シミやくすみのない肌へと導いてくれるのです。

4.細菌やウィルスに対する免疫力を向上させる

ビタミンCには白血球を活性化する働きもあるため細菌やウィルスの侵入を防ぎ免疫力を高める効果が期待されます。

5.ストレスを抑える

ストレスを感じたときに副腎に働きかけアドレナリンの分泌を促しストレスと戦う働きもあります。ストレスが多いと感じる時ほどビタミンCの摂取を積極的に行う必要があります。

 

成人の1日当たりのビタミンCの推奨量は100㎎から200㎎とされており、妊婦は10㎎を授乳婦は50㎎多く摂取することが望ましいとされています。

また、喫煙者はタバコを吸わない人に比べてビタミンCの消費量が多いため、200㎎から400㎎程度の摂取が必要です。

 

ビタミンCは水に溶けやすく光や熱に弱いとされています。ビタミンCの働きを助けてくれるビタミンEも熱に弱いとされています。

しかしローズヒップにはビタミンPが含まれていますので、熱によってビタミンCとビタミンEが破壊されることなく体内にとりこまれ吸収されます。

ローズヒップにはビタミンCとビタミンEだけでなくビタミンPも含まれており、この3種が一つの植物に豊富に含まれている食べ物は他になく、大変希少な食物なのです。

ローズヒップには内臓脂肪の蓄積を抑える効果もある

ローズヒップに含まれるビタミンCが豊富なことから美肌効果に注目が集まりますが、もうひとつうれしい効果があります。それは内臓脂肪の蓄積を抑制することです。

ティリロサイドはポリフェノールの一種です。(ポリフェノールとは植物の光合成によって生み出される色素や苦味成分のこと。)

ティリロサイドが肝臓にあるエネルギーを作り出したり有害物質の処理をしているミトコンドリア内で酵素の働きを活性化し、内臓脂肪を減らしていると考えられています。

そのため内臓脂肪の蓄積の効果が期待できるのです。

 

ローズヒップを摂取する方法

ローズヒップを摂取する方法として一番ポピュラーなのがローズヒップティーとして飲む方法があげられるでしょう。

その他ジャムにしたりヨーグルトに混ぜたりパウダータイプのものであれば紅茶に混ぜて飲んでも良いでしょう。

ローズヒップティーを作る際に熱湯を使いますが、ビタミンPが含まれているおかげで熱に弱いビタミンCを守ってくれ、体内にビタミンCを取り込むことができます。

 

摂取する時間帯ですが肌のゴールデンタイムという言葉を聞いたことがあると思います。

ゴールデンタイムは夜10時から朝2時までの4時間を指し、この時間にコラーゲンの生成が盛んにおこなわれるのです。(http://www.kawasaki-iin.net/info/20143-60.html)

コラーゲンの生成にビタミンCが大きな役割を果たしていることは前述の通りです。

このゴールデンタイムの前にローズヒップティーを飲んでみてはいかがでしょうか。

ローズヒップティーはノンカフェインですので眠りを妨げません。

 

また、ビタミンCは体内に蓄積する量が限られています。

必要量を越えてしまったり摂取後一定時間経過すると尿とともに体外に排出されます。

そのためビタミンCを効率良く長時間留まらせるためにはこまめに摂取することをオススメします。

少なくともコップ1杯のローズヒップティーを1日3杯程度、時間を分けて飲むようにすると体内に常にビタミンCや豊富な成分が取り込まれている状態となります。

効率よく摂取するために

摂取する時に大切なことがあります。それはローズヒップティーを飲むだけではなく、実も食べることです。

最初に触れたようにローズヒップにはホールタイプ、シェルカットタイプ、ファインカットタイプ、パウダータイプと4種類の形状で販売されることが多く、どのタイプを選んでもかまいません。

 

ファインカットタイプやパウダータイプは実を粉砕していますのでお湯に溶かして飲むことができるため、栄養がたくさん含まれている実を余すことなく食べていることになります。

ホールタイプとシェルカットタイプは煎じてもお茶の中には十分に成分が溶け出さず実に残っており、その実を食べなければ成分を十分に摂取できないという結果になります。

実を丸ごと粉砕していないものを煎じて飲んでもビタミンCは実丸ごとを食べたときの50%、カルシウムも10%、鉄分30%しか摂取できないのです。ビタミンEやβカロテンやリコピンに至っては全く摂取できません。

ホールタイプやシェルカットタイプを選んだ場合は、お茶として飲んだ後に残った実も一緒に食べるようにしましょう。

オススメのローズヒップティー

ローズヒップティーはノンカフェインです。大人だけでなく子どもも飲める上、寝る前に飲んでも睡眠を妨げずいつでも手軽に飲むことができます。

またカフェインに注意すべき妊婦の方、授乳婦の方にもうれしいお茶といえます。妊婦や授乳中はお母さんが摂取したものがそのまま赤ちゃんに影響が及びます。

 

このように安全性が十分で美容効果も期待できるローズヒップティーですが、ここでいくつか高品質でおススメのものをご紹介します。

ローズヒッププロヴァンスガーデンの「野生ローズヒップティー<完全無農薬> FINE CUT」と健康野草茶センターの「ローズヒップ100%パウダー」です。

ローズヒッププロヴァンスガーデンのローズヒップはチリのアンデス山脈の自生している野生のローズヒップを使用しています。無農薬で国内の残留農薬検査でも農薬が検出されていません。

少し粒の残るファインカットですが、お茶と一緒に飲むことができます。

 

健康野草茶センターのローズヒップもチリのアンデス山脈の無農薬のものを使用しています。

日本国内で加工製造をし、添加物を一切使用していません。残留農薬検査結果もホームページ上で公開しています。

無農薬のものはやはり安心できます。味がおいしいことも大切ですが、原産地や製造過程などを確認して安心できて身体にとっても良いものをとり入れていきたいものです。